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タイのソンクランについて

いよいよ今週ソンクランですね。そこで今回はソンクランについて取り上げたいと思います。

 

ソンクランはタイの旧正月で「水掛けまつり」として、街中いたるところで水鉄砲やホースでの水掛けが行われます。1年中暑いタイで最も暑いこの時期に水掛けをする伝統行事です。実際今月に入ってからかなり気温が上がったように思います。一方で例年とは異なり、ソンクラン前で乾季であるにも関わらず、雨が降る日が何日かありました。

2017年はバンコクでは4月13-17日の5日間になります。ソンクランの期間は地域によっても異なります。ソンクランは観光のイベントとしても定着しており、観光庁の発表では、ソンクラン期間中の観光収入は前年比14%増の166億バーツになるそうです。ちなみに、日本のクリスマスの経済効果は2016年で約7,000億円、ハロウィンは約1,345億円だそうです。こうして比較すると、日本のイベントの経済効果はものすごく高いですね…。

 

生活面での注意点としては、以下があります。

・基本的に誰でも構わず水を掛けてくるため、財布・ケータイなどの所持品は必ず防水が必要です

・カオサン、シーロムなどのスポットでは特に水掛けが激しいので、水掛けに参加する目的以外では近寄らないほうが無難です

・普通に日常生活を送ろうとしても必ず水掛に合う可能性がありますが、国全体での行事になりますので、そういうものとして理解して、水を掛けられても怒らない心構えが必要です

(こちらは水を掛ける気がないのに一方的に水を掛けられると怒りたくなりますが…)

 

また、ビジネスでの注意点としては、以下があります。

・ソンクラン前にはボーナスを支払うことが多く、スタッフが実家に帰ったり、ソンクランのイベントに参加する、飲食などに使う資金として期待していることが多くあります

・特にワーカーでよく聞きますが、ソンクラン後にそのまま帰ってこない(退職してしまう)ということがあります。一定の人数は帰ってこないという前提で社員数を管理する必要があります

 

タイ人にとってはとても大切な行事になりますので、ソンクランを正しく理解して、生活上もビジネス上も気を付けて対処していく必要があるかと思います。

 

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長澤 直毅

 

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